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賃貸併用住宅を建てるまで_その1:賃貸併用住宅の概要

賃貸併用住宅とは

賃貸併用住宅とは、自宅の一部を人に貸し出すような住宅を言います。
例えば、二世帯住宅も(賃料をとれば)賃貸併用住宅ということができます。

賃貸併用住宅のメリット

①家賃収入が月々入ってきます。

月々のローン払いを家賃収入で済ませることができ、 上手くやれば実質支払い0で東京で暮らせます。

例えば、土地建物合わせて5000万円の賃貸併用住宅を建てたとします。
その際に、賃貸部分3戸を用意して、一室あたり6万円で貸せたとします。
月々の家賃収入は6万×3戸=18万円
それに対して、月々のローン支払い額は約13万円(35年、0.625%の金利の場合)となります。
つまり、18-13万円=5万円となり、お金を払わなくていいどころか、手残りが出てくるのです。

②不動産投資の入門になる。

2017年、ついに日銀がアパートローンの貸出について文句を言ってくるようになりましたね。
そうなると、今後銀行もローンの貸出を渋る可能性があり、実績がある投資家にしかお金を貸さないということになってきかねないです。
それに対して、賃貸併用住宅は、あくまで住宅ローンとしてローンを組むため、個人の信用があれば銀行は問題なくお金を貸してくれます。
そこで、賃貸経営の実績を作り、その後の不動産投資の際に銀行への信用を作ることができます。

賃貸併用住宅のデメリット

①時間がかかる
普通の一戸建てを建てるのに比べて時間がかかります。
土地購入にも色々な制約がでてきますし、いい土地を見つけるのも大変です。
また、いざ建てたあとも入居者を見つけるために、不動産業者さんとの打ち合わせも必要になるでしょう。

②建築費は割高になる
賃貸併用住宅は、賃貸部分一つ一つに水回りを付ける必要があります。
水回りは1戸あたり100万〜200万円ほどかかるため、戸数を増やすほど建築費は割高になります。
また、人に部屋を貸すためトータルの建物面積が大きくなりやすいです。当然建築費もそれに沿って上昇します。

③中古物件が入手しにくい
賃貸併用住宅は中古物件や建売がほとんど出回っておらず、自分で土地を見つけて建てる必要が出てきます。
①②に関わってきますが、これによって建てるまでの時間は多くかかりますし、新築なので中古に比べて高いです。