感性と言語センスを磨く最高のツールは俳句なんじゃないかと思った件
先日、俳句の句会に行ってきたので、それも踏まえての感想。
俳句に興味を持ったきっかけ
GWに帰省したいた際にたまたま「プレバト」というテレビ番組を見る。
芸能人が作った俳句を先生が添削するという内容の番組。
http://www.mbs.jp/p-battle/
あれ?俳句面白いんじゃね?と思い、速攻で俳句の本一冊と、友達を一人誘って句会の申し込みをする。
句会探し
東京に住んでいるが、初心者がノコノコと行ける感じの句会がなかなか見つからない。。
せっかく行くならちゃんとした先生がいるところに行きたいという要望もあってなお見つからない。。
色々探した結果、以下のサイトに行き着く。
http://uenotakako.com/
申込んだ所、5月の季語の「金魚」「五月闇」で5句作ってきてくださいというメールが返ってきたので、
「全くの初心者ですが作っていきます」と初心者ぶりをアピールしつつ俳句を考えていくことに
俳句本探し
流石に何も勉強せずに俳句を適当に作って持っていく勇気はなかったので、本を一冊購入して学習。
句会までの期限が3週間ほどだったので、サラッとできそうなもので、内容がまとまっていそうな本をチョイス。
また、俳句をやるなら、歳時記(季語がまとまった本)も必要だろうということでそちらも購入
- 作者: 神野紗希
- 出版社/メーカー: 池田書店
- 発売日: 2015/07/16
- メディア: 単行本
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- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版
- 発売日: 2013/12/12
- メディア: Kindle版
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俳句会当日
誘っていた当日、友達に待ち合わせどこでするか確認のLINEを入れるが全く既読がつかない。。
嫌な予感がしつつ、会場最寄駅に到着するがまだ連絡がつかない。。
そして、会場近くに着き、あと3分ほどで時間になるというところで、
「ごめん、体調悪いから行けない。楽しんで(^^)」
というLINEが。。
楽しむ余裕もないほど緊張しつつ、恐る恐る会場へ。。
会場に着くと、30-50代くらいの女性の方が自分を抜いて5人。
先生は比較的テンション高めの方だったので、緊張も少し解ける。
時間ピッタリくらいに着いたので、早速句会スタート。
匿名で俳句を見せあい、いいと思ったものに投票するシステムらしい。
一人5句考えてくるので、全部で俳句は6×5=30句提出される。
投票は、一人5つまで投票するので、全部で25票の票が入ることになる。
もちろん、重複して票が入る句もあるので、自分の句に一票も票が入らない可能性も。。
一票も入らなかったら、精神的にかなりきついだろうなと思いつつ、投票スタート。
幸いにも自分の俳句にも票が入ったので、一安心。
投票が終わったら、票が入った俳句を読み上げて、作った人がそれ自分のです的な名乗りを上げるシステム。
それも終わったら、最後は一票も票が入らなかった俳句を皆で添削。
(一票も入らなかったのが自分の俳句ばかりじゃなくて本当によかった。。)
句会を終えての感想
5・7・5に感じたことをギュッと詰め込み、かつ、周囲の人にいいと思ってもらえるような言葉選びが必要になってくる。
また、日常の出来事を俳句にするので、日常生活の観察が増える。
そんなわけで、日常生活における物事への感性と、言語センスは大いに磨かれるのではないかと思う。
また、句会に行ってみると、「あ、そういうとこ切り取るんだ!」とか、「その言葉遣いいいな」とか色々と発見があって非常に楽しいです!
俳句にちょっとでも興味を持った方はぜひ一度、句会に行ってみることをオススメします!
少なくとも僕が行ったところは、そんなにアウェイな感じはしなかったです。